教養

お金持ちとは、どんな人のこと?

“お金持ち”

この言葉をみて、みなさんはどのような人をイメージするだろうか?

  • 高級車に乗っている
  • 寄付や社会貢献をおこなっている
  • 飛行機はファーストクラス
  • タワーマンションの最上階に住んでいる
  • 「高級料理店で高級ワインを飲んでいる
  • 投資が好き
  • 不動産を持っている
  • 知識や教養がある
  • ビジネスを持っている
  • ケチ
  • 数字に強い
  • 何を考えているかわからない

これ以外にも色々あると思いますが、みなさんがイメージするお金持ちは、どれもおそらくはすべて正解です。

お金持ちだからと言って、お金持ちの全員が全員ケチなわけでも社会貢献が好きなわけでもありませんし、生活水準が高いわけでもありません。

そして「お金持ち=収入が高い人」というイメージがあると思いますが、お金持ちの定義は実は、明確に定まっていませんが、今の日本(現在:2022年)では本当にお金持ちかどうかの判断基準は「純資産額(資産から負債を差し引いた額)」を計算して判断されることが一般的です。

野村総合研究所が発表した調査では「純金融資産保有額1億円以上5億円未満」の世帯を富裕層として定義しています。

  • 純資産額が5億円以上を「超富裕層」
  • 純資産額が1億円以上5億円未満を「富裕層」
  • 純資産額が5000万円以上1億円未満を「準富裕層」
  • 純資産額が3000万円以上5000万円未満を「アッパーマス層」
  • 純資産額が3000万円未満を「マス層」

参照元:野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

つまり、この研究データを基準にみると収入がいくら高くても純資産額が少なければお金持ちではないということになります。

同研究所によれば、2019年時点で、超富裕層は8・7万世帯(全体の0.1%)、富裕層は124万世帯(全体の2.4%)、準富裕層は341.8万世帯(全体の6.3%)、アッパーマス層は712・1万世帯(全体の13.2%)、マス層は4215・7万世帯(全体の76%)となっています。

だとするなら、お金持ちを目指すのであれば純資産額からみて、3000万円以上をとりあえずは最低ラインとして目指すのがいいと言えそうです。

ですが、一度ここで考えてみたいことがあります。

多くの人はなぜお金持ちに憧れるのか

お金持ちになりたい理由は、「何かしたいと思った時にお金が原因で諦めたくないから」「今よりも時間や心にゆとりのある生活がしたいから」「家具・車・ブランドなど、好きなものにもっとこだわりたい」など人によって色々あると思いますが、一言でまとめると「今以上に自由に生きることができると思うから」の一言に尽きるのではないでしょうか。

ですが、選択肢が多いことや物質的な豊かさを手に入れることができたとしたら人は心からそれで幸せだと言えるようになるのでしょうか?

それよりも健康的に毎日を過ごすことができたり、人間関係を大切にして、目の前のことに集中することができる生き方の方を習得することの方が、心から幸せだと思える瞬間は多そうです。

そしてこれは日々の意識づけなので始めることにも「お金」をかけずに始めることができます。

お金は夢や目標を叶えるための単なる手段・道具です。使いたいときに使えるお金があれば、それは一般的に言われる富裕層などお金持ちにならなくても「立派なお金持ち」ではないでしょうか。

僕も不動産を沢山購入していたり経営コンサルタントという仕事柄、様々な規模の事業主の社長さんや資産家さんとお話をさせていただく機会があるのですが、世間からみれば派手な暮らしをしている人もいれば、質素な暮らしをしている人もいます。

ですが、だからといって世間からみれば派手な暮らしをしている人が資産や収入の状況からお金持ちといえる方か?と言われればそうではな方もいらっしゃれば、質素な暮らしをしているからと言って貧しいというわけでもありません。

金持ちに共通しているルール

お金持ちの中にも、準富裕層から超富裕層まで幅広くお金持ちのレベルに差はありますが、実はお金持ちには共通しているとあるルールがあります。

それは、お金が自動的に貯まるしくみを作り、それぞれのお金の使い方の価値基準に合わせてお金を使う、ということです。

ですが、そのためにはお金の基本からまずは学ばなければなりません。

「めんどくさい」「数字は苦手」と思うかもしれませんが、お金持ちになるためには最低限知っておかなければならないことです。

お金持ちになるためのルールはシンプルなのですが、この教養や基礎知識がないと思うようにお金も貯まっていきません。

増やし方にも投資・ビジネス・節税・保険・貯蓄など沢山の種類があります。

そして中には、「宝くじ・相続・ギャンブル」などでお金持ちになっている人もいますが、これらは一握りですし再現性が低い上に当てにすることはできません。

お金持ちになるには、お金持ちになるための基本を忠実に実践するというシンプルなルールしかありえないのです。

本当に価値のあるお金の情報に接するためには?

今の世の中、興味を持ったことであればYouTubeや書籍などからいくらでも情報を手に入れることのできる時代です。ですが、情報の質はその情報をどの媒体から手に入れるかによってもバラバラです。

『お金の基本』も例外ではありません。

多くの方がお金の情報に触れることができて、知識を持つ人が増えていくのは嬉しいことですが、その情報が「今の自分に当てはまるのか」「本当に正しいのか」を見極めるのは難しいことです。

なのでまずはそうした情報が今の自分にとって必要な情報なのかを見極めることができるようになるためにも、この記事を読むあなたにはその基礎となる将来設計の方法や一般的とされるお金の教養をまずは学んでいただきたいと思います。

それの見分け方の一つは、情報を発信する人の経歴をしっかり確認する事です。

書籍もYouTubeもWebの情報もそれぞれの知見や立ち位置から情報を発信しています。

なので、その情報が自分に当てはまるかどうかを判断する際には、そういった情報を発信する人の経歴をしっかりと確認することをお勧めします。

それら情報の

  • どういった実績があるのか
  • どういった背景や根拠で(情報発信)言っているのか

という部分に注目してみてください。

僕も2022年11月の現在でこそ愛知県内にアパート1棟、区分4戸、工場1棟を無借金で持ち、法人会社6つのオーナーをして、純金融資産保有額では「富裕層」に入りますが、最初からお金持ちだったわけではなく、お金の基本をひたすら学び、愚直に実践してきたことで今があります。

そうした経験や膨大なノウハウから今まで、『理想の生活を実現するための無理のない計画の立て方』や、それをやり切るための『実行力の身につけ方・磨き方』をコンサルティング依頼を受けて指導してきました。

そして1万人以上の方に、諦めないことの重要性と、理想を実現するための考え方を伝えてきました。また、『希望格差に立ち向かう竹内力也』というYouTubeouTubeチャンネルを運営し、『視野が広がる考え方』や『目標達成』に関する情報発信を続けています。

このサイトでは、そうした経験や膨大なノウハウから、お金にだけではくシンプルに、幸せに生きるための勧めとして『お金、健康、生き方、考え方』の分野で情報を発信していきます。

ぜひ、僕が発信する情報の中で気に入った考え方、記事、アクションステップがあれば取り入れてみてください。

お金持ちになるのは、コツを掴めば簡単です。
それが分かればあとはお金の基本に沿って行動に移すだけでいいのですから。

今から始めることが、遅いなんてことはありません。
なぜなら残りの人生で今この瞬間が一番若いのですから。

どんな時も人生を変えるなら、「今」です。

希望格差に立ち向かう竹内力也でした。