今日は,竹内の経営哲学記事になります。
事業を営む方、起業家の方、賛同してくださいましたら一緒に頑張りましょうね!
僕の経営哲学の根幹には、安定上昇志向という概念があります。
安定上昇志向とは?
安定上昇志向
それは,安定的に今よりもいい状態になっていこう!という概念であり、僕が大切にしている指針の1つです。
企業や事業は、いくら売り上げがあがろうが、利益が実際に残らなければ頑張ってくれた従業員に賞与で報いることはできません。
そして、成長をすることができたとしてもそれが急な成長であれば、必ずその反動は組織のどこかに皺寄せがきます。
組織の大きさや成長の速度よりも、一緒に働いてる仲間や関わってくれる取引先やクライアントが、「前より幸せになった」と実感できることや経験を組織的な成長としたいと思っています。
売上げを伸ばさないと会社は成長できないは勘違い
その辺の企業では売り上げ至上主義とか、規模で語ってみたり、世の中は資本主義なので仕方もないかもしれませんが、売上げを伸ばさないと会社は成長できないと、頭から信じて疑わない経営者は、ある意味でとても視野が狭く思考停止だと思います。
その考え方がある経営者は、その思想を早くなんとかしなければこれからの時代取り残されるか、淘汰されると思っています。
誤解を恐れずにいうのであれば、その考え方はもうこれからの時代、二流経営者の考え方となると思います。
売り上げはあるのに内部がギクシャクしている会社や潰れていった会社なんていたるところにあります。
企業再生案件にもいくつも関わってきました。
その多くが手を打てたはずのところで手を打てなかった
打たなかった
会社の傾きに気づけなかった
その理由は利益優先主義の会社や経営者が、内側ではなく外側ばかりを気にしたり、人の目を気にしすぎた結果です。
利益優先主義の経営者は、幸せなのか
もしも従業員の幸せに目が向いていたのだとしたらその経営者は、本当にそんな状態に陥っていたでしょうか?
答えは、NOです。
では、利益優先主義の会社運営や内側ではなく外側ばかりを気にしたり、人の目を気にしすぎなその経営者は幸せだと思いますか?
答えは、NOです。
結局は、人間思いやりです。
役割や立場が違えども対等です。
企業がどこまでプロセスを自動化したり、作業を仕組み化したとしても最後にそのサービスや商品の価値を決めるのは、利用する人間です。
もしも利用者に価値ある評価をつけていただけなければ、企業は何を作っても、意味がないとなるでしょう。
時代は変わる
それはつまり、人の心が変わるということです。
なのだとしたら人の心に関心をちゃんと持って世の中と付き合うを行うことを諦めずに愚直に行えば、それすなわち一時的な利益に目が眩み馬鹿げた判断をしてしまうことや世の中に置いていかれるということは減ると僕は考えています。
幸せに貢献したいと思うことは難しいのか?
僕のこんな考えは、イケイケな会社の社長やおじさん経営者にはニッチと言われることもありますが、その度に「関わる人の幸せに貢献したいと思うことの何が難しいというのだ?そして経営者を名乗るお前は、なぜ会社をやっているんだ?代表を名乗るなら人の幸せを考え貢献できるように行動することなんて当たり前の勤めだろうが。」と竹内は内心思うわけです。
この考えが合ってるのか間違ってるのかは、働いてくれている従業員やクライアントや関わる仲間のみんなが決めてくれたらいい。
僕は、ただ関わる人全てに「前よりも幸せになった」と言ってもらえるようなそんないい会社をつくることに全力なだけである。
全力でやるんですよ。
だったらなんかいける気がしてきませんか?
だって、僕だけが幸せになるわけではなく、関わるみんなが、みんなで幸せになるためにやるわけです。
とても僕はそれを素敵なことだと思います。
そしてそのために1日、1日、確実に「いい会社」だとみんなに思ってもらえる世の中になくてはならないいい会社に近づいていくために、これからもこの思考をあらゆる方法で形にしていきます。
僕の幸せの一つは、紛れもなくそこにあるのです。