起業したらまずは、立ち上げた事業を軌道に乗せるためにキャッシュフローを生み出せるやり方で願容を獲得する方法を見出すことに注力すべきです。
ですが、事業の立ち上げ時にそうしたキャッシュフローや長期的な利益について考える起業家はほとんどいない。
だからこそ沢山の起業や個人事業主、ビジネスが廃業していくことになります。
多くは起業家は商品が完成したことや開業できたことを喜ぶあまり、他のことが中途半端になってしまっている傾向にあります。
商品やサービスというのは何もしなくても勝手に売れていくものではありません。
どれだけ優れた商品であっても何もせずに売れることはありえないのです。
資金調達を行ったことがある方は、事業計画の立て方やビジネスプランの作り方はすでにご存知だと思いますが、その事業計画の考え方で本当に収益を上げることが実現可能かは、やはり計画を実際に実行してみなくては明確にすることはできません。
自社の強みを活かした計画書を作成する
計画書を作成することが上手くなると、事業を軌道に乗せることが上手くなります。
それはどうしてかというと、ビジネス計画の立て方が上手くなると実際に事業を起こし壁にぶち当たった際もあらゆる出来事によりロジカルに対処できるようになるからです。
計画書をうまく作れるようになることで、想像力も養われることとなり、結果的に目標も達成しやすくなります。
つまり、ビジネスプランの書き方がわかってくると、事業を起こす前から起こりうるリスクにも事前に気づけるものや対処することができるものが見えてくるということです。
では、どのようにしたらそうした事業計画を作り上げることができるのだろうか?と不思議に思う方もいると思いますが、世の中には無数にフレームワークという「考え方の型」が存在している。
そうしたビジネスに役立つフレームワークを活用して、自分の提供するサービス、商品の事業計画を立ててみることをお勧めします。
中でも多く使われている考え方の一つにswot 分析というフレームワークがありますが、swot 分析はフレームワークの中でも比較的にわかりやすく扱いやすいものなのでこうしたフレームワークを活用して、ビジネスプランを作成してみることをお勧めします。
swot 分析とは?
自社の外部環境と内部環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要素で要因分析することで、既存事業の改善点や伸ばすべきポイント、新規事業の将来的なリスクなどを見つけることができるフレームワーク。
まだまだ世の中には、ビジネスに使えるフレームワークは無数に存在しているので、気になる方は一度調べてみてください。
なんでも1から考える必要はありません。
競合他社などの商品やサービスを調べて、顧客に選ばれるためにはどういった計画を立てるべきかを判断し、適切なシーンにあったフレームワークを活用して、より自社の商品や強みを客観視したビジネスプランを作成するこすることを覚えると、経営資源の活用の仕方や考えられる戦略の幅も広がるのでお勧めです。