もう一度、全く同じ人生を生きろと言われたら?
これを読むあなたは、「人生の成功とは何か?」について一度くらい考えたことがあるのではないだろうか?
誰もが幸せを願い生きています。
そのことを考えると、この問いはとても重要な問いであり、これを考えることのできる時間はとても大切な時間であることは間違いがありません。
ですが、この「人生の成功」について一体どれだけの深みであなたは考えたことがあるでしょうか?
懸命に生きても、いずれ僕たちには人生の終わりがやってきます。
その時に「最高だった」と心から言える人生とはどのように生きるべきでしょうか?
貧困、困難、挫折、喪失、苦労、虚無
長く生きていると色々なことを経験することになるでしょう。
そして色々な人とも関わることにもなり、影響も受けるでしょう。
ですが、どんな時も重要なのは「あなた」にとっての成功や幸せがなんなのかということです。
これは、あなた自身でしか見つけることはできません。
世の中がいくら「成功」という言葉を定義しようと、その方法を教えますとメディアが言おうと、それは所詮一つの「イメージ」にしかすぎないことを忘れないで欲しいと思います。
勝者にならなければならないという思い込み
中でも流されないようにして欲しい思考の一つが、必ず勝者にならなければならないという思い込みです。
小さい頃から競争社会の中で揉まれ、学校でも運動会でも「点数」や「平均」という比べるための物差しで測られ優劣を他人につけられて生きてきました。
勝てば周りの大人に喜ばれたり、欲しいものが与えられるという経験は多くの人が一度は経験したことがあると思います。
こうした体験からも、こうした思考に影響を受けてしまうことはある意味では仕方がないことです。
ただ、自分なりの成功🟰「幸せ」と定義して考えるのであれば、この思考に影響を受けても決して望む幸せを得ることはできないことは覚えておいてください。
決して競争に勝つだけでは、人生で幸せになることはできません。
経済を見れば確かに発展はしています。
ですがその傍で常に社会問題は生み出され続けていますし、人間性の貧困も同時にすごい速度で広がっています。
その証拠に競争が激化していけば行くほど、思いやりの欠落した夢の無い社会、人間、ニュースも増えていますよね。
激化した競争社会で夢を失う人
人は素晴らしい存在です。
生命力を発揮し努力をする時、人は奇跡にも思われる力を発揮することのできる豊かさを持っているのに、競争が激化した今の社会の中では夢を失う人も増えていく一方です。
この状況が僕は悲しくてなりません。
あなたはどんな生き方がしたいですか?
この世の中に何を望みますか?
自分の子供にどんな世の中を約束したいですか?
僕たちは自由に夢を見ることができます。
生きる中で、そのことに気づける機会にあなたはどれだけ恵まれていただろうか?
あなたにとっての人生の幸せとは
自分の力、人生で成し遂げることのできることの多さと大きさにあなたは気づいているだろうか?
リーダーや指導者をやる立場になる人は、そのことに本人が気づくことができる機会、環境を作ってあげなくてはなりません。
もしくは、リーダーを務める人自身もそのことに気がつかなくてはなりません。
僕たちは競うために生まれてきたわけではありません。
もっと素晴らしい何かのために、それは未来だったり、または好きな人のためかもしれません。
夢、志、使命、理想、理念と表現する人もいることでしょう。
これを読むあなたが何歳だとしても遅くはありません。
若くても早すぎることはありません。
何が自分にとっての人生の成功で幸せなのか?
時間がある時には何度もこの問いを自分自身に持ちかけてください。
深く向き合った分だけ、あなたの人生の時間は、今まで以上に豊かで充実したものになることでしょう。
これを読むあなたの幸せを願います。