こんにちは、竹内力也です。
今日は「これでいいのか?」という葛藤について記事を書いていきます。
ビジネスにおいても、恋愛においても、人はこの問いを持つ時の大抵は、物事がうまくいっていない時です。
「この選択でよかったのか」
「このままでいいのか」
「この人と、この場所で、これからも進むのか」
僕も、何度も何度もこの問いを繰り返してきました。
でも、今日伝えたいのは逆です。
うまくいっている“今”こそ、「これでいいのか?」と問い直す視点を持ってほしいということ。
起業や創業は前提でできている
どんなビジネスも、どんな人間関係も、一人では完結はしませんし、続く時には目には見えなくてもそこには、何かしらの「前提」で成り立っています。
たとえば、
- ・お客様が今の価格で満足してくれているという前提
- ・世の中が変わらずに続くという前提
- ・自分のチームが離れないという前提
- ・売上が右肩上がりで成長するという前提
でも、起業や創業の世界では、この前提が一瞬で崩れることがあります。
前提が崩れた瞬間、強く見えたビジネスも、脆く崩れる。
その時、行きつくのが「廃業」です。
だからこそ、うまくいっている時にこそ、この当たり前を疑う力が必要なのです。
事業継続のための3ステップ
「立ち止まって考えるのが苦手だ」
「走りながらじゃないと不安になる」
そんな起業家や創業者の方に向けて、今日は僕が使っているシンプルな「問い直しのテンプレート」を紹介します。
STEP 1:何を前提に、今のビジネスは成り立っているか?
人間関係でも事業でも、「暗黙の了解」や「当たり前」で成り立っているものが多いです。
その当たり前を、言葉にしてみる。
たとえば、「ずっとこのお客様が買い続けてくれるだろう」というような前提はありませんか?
そうした過信がある場合は危険です。
相手が離れないのは、あなたが努力を怠らずいいものを提供することに集中しているからです。
まずは、それに気づくことからすべてが始まります。
STEP 2:今の現状の構造は未来にも耐えられるか?
次に、その前提が、今やっていることが5年後、10年後の変化に“持ちこたえられるものかどうか”を考えてみましょう。
AI、人口動態、法律、価値観、ライフスタイル、社会の変化など時代はどんどん変わります。
あなたのビジネスモデルやスタイルは、それに耐えられる構造を持っていますか?
STEP 3:当たり前を疑える視点を持つ
廃業の一歩手前にあるのは、「思考停止」です。
今商品が売れている。今事業が回っている。今経営がうまくいっている。
だからといって、それがずっと続くとは限りません。
当たり前を、当たり前のままにしておかないという意識が、長期的に経営を守る盾になります。
コロナもありました。
物価もどんどん高くなっていっています。
「これでいいのか?」の問いが未来を創る
「これでいいのか?」と考えるのは、面倒だし、不安も増えます。
でも、その問いを避けた分だけ、あとから修復や立て直しに大きなコストがかかるのです。
人間関係も、ビジネスモデルも、気づいた時には壊れている。
そんな状態にならないように、うまくいっている今こそ、自分と対話する時間を持ちましょう。
実際に、僕の知っている事業継続に成功している起業家や創業経営者たちは、
みんな口を揃えてこう言います。
「順調な時ほど、不安になります」
「変えなきゃいけないのは、いつも“安定している時”なんですよね」
だからこそ、成長したいなら、自分のビジネスに常に問いを投げ続けてください。
問いは、不安ではなく、成長のスタート地点です。
これからの時代、何が「正解」かはすぐに変わっていきます。
だからこそ、問いを持ち続ける人、変化を自分で起こせる人が生き残っていきます。
ぜひ今日、この文章を読み終えたあと、「これでいいのか?」と自分に問いかけてみてください。
そして、その葛藤を未来への推進力に変えていきましょう。
あなたの起業・創業が、一時的なブームではなく、本物の継続性とエネルギーを持つ事業に育っていくことを、心から願っています。
竹内力也が代表を務める株式会社Life Crayon Styleでは、これまでに10名の専門家チームで1,000件を超える経営・起業に関するご相談に対応してまいりました。
その実績と知見をもとに、「失敗率を下げて、最短で目標達成が可能な起業」や「夢や目標を現実にする起業」に本気で挑戦したい方を対象に、無料相談会を実施しています。
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